RYT200ヨガインストラクター養成合宿、第7期修了しました!

March 21, 2021 / Posted by 佐藤 佳奈

先日、RYT200ヨガインストラクター養成講座の第7期生が無事に全員卒業しました🌸

女子11名…最初はどうなることかとドキドキでしたが、バッググランドはそれぞれ違えど、「ヨガを学ぶ」というたったひとつの共通の目的を持ちながら、それぞれのペースでヨガを深めていきました。

ときにはみんなで爆笑しながら、ときには悔しくて涙しながら、お互いに励まし合って乗り越えた10日間。10日間でのそれぞれの成長には目を見張るものがありました✨

集合写真
(写真NGの方がいたので、写真は10名ですが実際は11名です)

今回は、第7期生の10日間を振り返っていきたいと思います♪

ヨガ哲学

RYT200のカリキュラムは、おおむね4つに分けられています。

そのひとつが、「ヨガ哲学」です。

ヨガ哲学の講座は基本的には座学で行いますが、アイランド・アシュラムは少人数制ということもあり、講師の一方的な講義ではなく、みんなで考えや体験をシェアしながら講義を進めていきます。

ヨガ哲学はただ本を読むだけでなく、いかにヨガの考え方を日常に落とし込んで実践できるかが肝になります。

ですから、合宿中にもヨガの教えをできる限り実践してもらえるような仕組みを整えています。

例えば、その一環として行っているのが「カルマ・ヨガ」です。

カルマ・ヨガでは、毎日ヨガ道場や宿の掃除をしたり、ビーチクリーンを行ったりするのですが、そこから得る気づきはとても大きなもので、毎回受講生の気づきを聞いて、こちらがハッとさせられます。

カルマヨガ

それから、バガヴァット・ギーターでは「使命」について学びました。

毎日朝と夕方、それぞれが気づいたことや感じたことをシェアしてもらう、サットサンガという時間を設けているのですが、その日のサットサンガでは、この「使命」について考えたことをそれぞれがシェアしてくれて、受講生たちのこれからの姿を想像するとうれしくなりました(^o^)

またヨガ・スートラの講義では、今回若い受講生が多かったこともあり、恋愛の話に落とし込むことで共感の嵐が起き、それもまた面白さのひとつでした!

ヨガは生き方です。

今回の学びをベースにこれからもヨガ哲学の学びをどんどん深めて、サットヴァ(心が平穏で安定している状態)な人生を送ってくださいね。

解剖学

ふたつめは、RYT200養成講座では欠かせない解剖学です。

ヨガ以外に日頃からトレーニングを行っている受講生などは、この解剖学の時間に急に覚醒したりします(笑)

解剖学では、ヨガ的な観点から体の細かい部位をていねいに学んでいきます。

この解剖学の講座もヨガ哲学と同じように、講師からの一方的な講義ではなく、自分の体で実感しながら進めていきます。

解剖学

自分で体感したことしか人に伝えることはできませんから、まずは自分の体でしっかりと感じられることが大事です。

分からないことやイマイチ腑に落ちないことなどはそのままにせず、ガンガン質問する受講生たち!質問することで、先生から引き出せるものも多くなりますからね。

その熱意には凄まじいものがありました✨

アーサナプラクティス

アーサナプラクティスはひとりで行うこともありますが、土台をしっかり叩き込むため、それからアジャストの練習を行うためにペアで行う練習も重視しています。

アーサナプラクティス

ときには辛いこともあるアーサナプラクティスですが、地道にトレーニングをしたおかげで、体つきがいい感じに変化した受講生もいましたよ!

アーサナプラクティス2

また、長年ヨガをやっている受講生からも、

「この合宿で基礎を学んだから、アーサナが取りやすくなった!!」

「これって、こんなに楽なポーズだったの?!」

などの声が続出!!

ヨガはアーサナをきれいにとることが目的ではありませんが、この合宿期間中にできるようになったアーサナがあったり、深まったアーサナがあるとやはりうれしいですよね。

ということで、デッキに出て美しい沖縄の海をバッグに、撮影大会も行われました♪

デッキでの撮影会1

デッキでの撮影会2

カリキュラムの3つめ、アーサナプラクティスでは、「どうしてもできるようになりたい!」という想いから、ついそのアーサナに執着してしまったり、他の受講生と比べてしまったりしてしまいがちですが、ここでもまた「人にはそれぞれ役割があり、ひとりひとりが特別な存在である」というヨガ哲学の教えが生きてきます。

アーサナプラクティスの時間だからヨガ哲学は関係ない、ではなく、すべては連動しています。毎回みんなでそんなことを意識しながらアーサナを深めていきました。

そして、室内でのプラクティスばかりだと気が滅入りそうになることもあるので、たまには外でのプラクティスも実践!

ビーチヨガではみんなの険しい表情が一転😆

開放感と爽快感に満ち溢れた表情で、ビーチヨガを楽しみました🌴

ビーチヨガ1

自然の中だと体も伸びる伸びるー!!

ビーチヨガ2

ビーチヨガのあとには

「ビーチヨガをやっている最中に感謝の気持ちが溢れてきて、涙が出てきました。合宿が終わってからもこの気持ちを持ち続けたいと思いました」という感想をくれた受講生も。

合宿が終わってからもぜひ、その気持ちを持ち続けてほしいなと思います。忘れそうになったら、ぜひこの合宿でのことを思い出してもらえるとうれしいです😊

ビーチヨガ3

指導法

RYT200のカリキュラムの4つめは指導法です。

アイランド・アシュラムの最終試験は、10日間の理解度をチェックするために、他の受講生の前でデモレッスンをしてもらいます。卒業してからすぐにでもレッスンができるようなスケジュールで指導法を深めていきます。

クラスデザインで煮詰まってくると、デッキに出て夕陽を見ながらそれぞれの作業を進めていました!デッキをフル活用してくれてうれしいです♪

指導法1

何度もデモレッスンの練習を重ね、その都度、講師や他の受講生からフィードバックをもらい、自分のヨガのレッスンを磨いていきます✨

講師や他の受講生からもらうフィードバックは、もちろん良いことばかりではありません。ときには、自分が自覚している癖などを指摘されることもあります。

この指導法の時間では、いかに自分の殻を破れるかがキーになっているように思います。

「辛くてしんどいときもあったけど、みんなが励ましてくれたから乗り越えられた」

という声はほとんどの受講生から聞くことができました🌸 本当にありがたいことです。

そして迎えた最終日!

最終日

最終日のデモレッスンではみんな堂々と、楽しみながらそれぞれのカラーにあったレッスンを披露してくれました!

最後は感動して私も思わず涙…😭 皆さん、本当にお疲れ様でした✨

最後は、インド在住の楽器演奏者である

星祐介さんのステキな演奏をBGMに、修了証の授与式を行いました👏

修了証

みんなそろって合格!おめでとうございます!!

これからがヨガの道の始まりですね✨

皆さんのことを陰ながらずーっと応援しています。

受講生の感想

合宿修了後、受講生の方から心温まるお言葉をいただいたので、一部ご紹介します。

“ この度は10日間の濃い〜合宿にて本当にお世話になりました。ただ資格取得する機会を提供するのではなく、受講生にとって少しでも多くの気づきや人生の糧になる時間になるよう最大限の機会を提供してくださり、ありがとうございました。

(中略)

yogaの教えはもちろんですが、先生の言葉や自らの体験から学ばせてもらえることがたくさんありました。コンディションを整えやすいプログラムの流れ、この業界への課題意識あってこそのメッセージ、インドとの接続を通じたAUMやマントラのリアルな体感、生徒一人ひとりと向き合ってくださる熱量、オンオフの表情や立ちふるまい、全てに感謝します。今回教えて頂いたyoga lifeの基礎は継続して自分の人生を通じて体現していきます。 ”

受講生Aさん

皆さんの人生が、この合宿を通じてより豊かなものになりますように☆

ナマステ!


この記事の著者
佐藤 佳奈
佐藤 佳奈
アイランド・アシュラム 代表

ヨガ歴15年。2014年に沖縄に移住し、沖縄の美しい海でお客さまとヨガインストラクターをマッチングさせるサービス、沖縄ビーチヨガを設立。 予約人数は5年間で1万人を超える。沖縄ビーチヨガを運営する中で、集客やマーケティング、マネジメントを学び、多くのヨガインストラクターと関わる。 その経験を生かして、生徒が多いヨガインストラクターと生徒が少ないヨガインストラクターの違いを研究している。

アイランド・アシュラム
© 2023 アイランド・アシュラム