RYT200ヨガインストラクター養成合宿 第14期修了しました!

February 1, 2022 / Posted by 佐藤 佳奈

先日、RYT200ヨガインストラクター養成講座の第14期生が卒業しました✨

大学生、エステティシャン、看護師、会社員、ヨガインストラクター。

今置かれている環境も、年齢も、これまでの経歴も全然ちがう受講生たちが出会い、ともに高め合いながら成長できる魅力的な場所。

今回も、第14期生の10日間を振り返ってみたいと思います。

みんなで記念撮影みんなで記念撮影

目次

第14期生にも人気があったヨガ哲学の時間

RYT200ではカリキュラムの内容はおおむね決まっていて、ヨガ哲学、解剖学、アーサナの練習、そして指導法とおおまかに分けると4つのカリキュラムに分かれています。

アイランド・アシュラムではすべてのカリキュラムを体系立てて学べる仕組みになっていて、最終試験では1レッスンができるようになることを目標に指導を行っています。

中でもヨガ哲学は、アイランド・アシュラムの受講生たちには毎回とっても人気があります!

「事前課題で初めてヨーガ・スートラを読んだときにはよく意味が分からなかったけど、合宿ではヨーガ・スートラの内容を先生がわかりやすく教えてくれるので、すごく面白かった!」という声、毎回いただいています。

ヨーガ・スートラは、ヨガの代表的な経典のひとつです。

ヨーガ・スートラには、「心の作用を死滅することが、ヨーガである」と書かれています。

どうしても普段通っている60分のヨガのレッスンだと、ヨガの本質的なところまでを知ることはできませんよね。ついつい美しいポーズをとることがヨガの目的だと思いがちですが、実は本来のヨガの目的はそうではありません。という、本質的なところから、生き方としてのヨガを学びます✨

それから、心の3つの性質(トリグナ)、本来の自分、心の扱い方、ヨガの基本となる教えである八支則(ヤマ、ニヤマ、アーサナ、プラナーヤーマ、プラティアハーラ、ダーラナー、ディアーナ、サマーディ)、クリヤー・ヨーガなど、他にもここには書き切れないくらいのヨガの叡智をみんなで学んでいきますよ!

ヨガ哲学の時間のほとんどは、ヨーガ・スートラを学びますが、最後に少しだけ、バガヴァッド・ギーターにも触れます。

バガヴァッド・ギーターにも、生きる上で役立つ名言がたくさん出てきます。講座では深くまでは触れませんが、合宿が終わってから皆さんが自分でも学びやすいように、解説をしていきます。

アイランド・アシュラムでは少人数制で講座を開催しているので、講師と受講生の皆さんとの距離が近く、ディスカッションや質疑応答を行いながら進めていきます。

もし、今よりももっと生きやすくなりたい! という方がいらっしゃったらぜひ、ヨガ哲学を学んでみてくださいね。

では次は、第14期生の10日間を振り返ってみましょう♪

Aさんの10日間

憧れのヨガインストラクターさんがいて、その方に少しでも近づきたくて今回RYT200の講座を受講してくださったAさん。

参加された当初は、体形に悩みがあったそうですが、最後の個人面談では、

「自分でも体が変わったことがわかるのがすごくうれしい! 筋肉が柔らかくなった気がする」

とうれしい感想を教えてくれました。

解剖学で体の仕組みや使い方をしっかり学んだあと、アーサナの練習やトレーニングを積むことで、体にうれしい変化が見られたのだと思います。

それから、

「デモレッスンをやってみて、ヨガインストラクターになりたくなった! ヨガを教える楽しさに気づいたかも」と話してくれました!

うれしい! 憧れのヨガインストラクターの方に少しでも近づきたくて取った資格ですが、正直最初はヨガインストラクターを仕事としてやっていけるのかどうか不安があったそう。

でも最終試験のデモレッスンを通じて、彼女の「やりたいこと」が明確になったのは、すごくうれしい瞬間でした!

アイランド・アシュラムの最終試験では、他の受講生の前でひとりひとり1レッスンをしっかりと行ってもらいます。最終日を迎えるまで、練習を重ね、講師や他の受講生からのフィードバックをしんしに受け止め、最終日はみんなの前で堂々とレッスンをされていたAさん。

きっとそれが彼女の自信になったのだと思います✨

最後に、「いつか憧れのヨガインストラクターさんと同じ場所で一緒に働くのが夢!」と彼女の夢の話を聞かせてくれました。

RYT200ヨガインストラクター養成講座は、もちろんヨガインストラクターになることを目的とした資格ですが、必ずしもヨガインストラクターになる方ばかりではありません。

私はこの合宿を通して、少しでも受講生の皆さんの将来への選択肢が広がるといいなという想いで運営しているので、彼女のように、将来、こうなりたい! と思える選択肢が増えたことは本当に感無量です。

これからもAさんのヨガをたくさんの人に伝えてあげてくださいね✨ いつか夢が叶いますように! ご活躍を陰ながら応援しています(^^)

ペアになって励まし合いながらポーズを深める受講生たちペアになって励まし合いながらポーズを深める受講生たち

エステティシャンBさんの10日間

普段は、エステティシャンとしてサロンを経営されているBさん。

ご自身のサロンでは、エステやマッサージなどいろいろなサービスを提供されているそう。

ただ、外からの施術だけではどうしても限界があると感じて、ヨガとハイブリットで行えばより効果的にお客様をほぐすことができそう! という志のもと、今回RYT200ヨガインストラクター養成講座に参加してくださいました。

でも、参加を決めた当初、Bさんのご家族からは合宿への参加を反対されていたそう。でもだからこそ、合宿中は学べることは全部吸収しなきゃという気持ちで学びを深められていて、合宿中はBさんのそんな気概をひしひしと感じました✨ 

また、

「子どもが独立して手がかからなくなってきたというタイミングでもあって、今回思い切って参加しました!」というBさん。 

第14期生は、年齢層が幅広かったこともあり、第二の人生、自分の好きなことをしてみよう! という想いで参加してくださった受講生も多かったです。

Bさん自身も、

「ヨガの技術を学べたというのはもちろんのこと、年上の先輩たちや、また年下のみんなからも学ぶことが本当に多くて、すごく勉強になりました。」と話してくれました。 

そうなんです! 普段こんなに幅広い年齢層や、全然違うお仕事をしている方たちと寝食を共にして、同じ目標に向かってがんばる環境に身を置くことなんて、そうそうありませんよね。

ただ教科書を見ながら先生の話を聞いて、ヨガの技術を学ぶだけでは得られない、実生活を通してのヨガを学べるのも合宿の醍醐味だと感じています。 

他の受講生の方たちとの交流を通して、学びを得てもらえて本当にうれしいと感じた瞬間でした。

そして、Bさんからは合宿が終わってからこんなステキなメッセージをいただきました!

「沖縄で過ごした10日間は私にとって、とっても大きなもので先生、一緒に学んだみんな、スタッフの方々、大宜味村の方には本当に感謝しかありません。ここからがスタートだと、合宿で学んだこと感じたことをさらに深めて学んでいきたいと思います。  

Bさんは今でもステキなエステティシャンですが、これからはBさんのヨガでさらにお客様に癒やしを提供し続けてくださいね! アイランド・アシュラムで培ったものを生かして、これまで以上に輝いてほしいなと思います✨ 

先生の説明に真剣に耳を傾ける受講生たち先生の説明に真剣に耳を傾ける受講生たち

アイランド・アシュラム第14期のハイライト!

今回もまた、世界自然遺産ならではの環境を満喫できた、ステキな10日間になりましたよ!

まずは、日本一早く桜が咲くと言われている沖縄本島北部のカンヒザクラが、みんなを出迎えてくれました♡

沖縄のカンヒザクラ沖縄のカンヒザクラ

内地で咲くソメイヨシノよりも濃いピンクで、ぽってりした姿。とってもかわいくて、一足早い春の訪れを感じました。

そして毎回恒例、今回も五感をフル活用しながらビーチヨガを楽しみました♪

暖かい太陽の光を浴びながらリフレッシュ暖かい太陽の光を浴びながらリフレッシュ

ビーチヨガのときは細かいことは気にせず、ただただ沖縄の自然に身をゆだねながら、感覚だけを頼りに体を動かしていきます♡

みんな、気持ちよさそうでした!

そして、今回も大宜味村の大自然に感謝の意を込めて、カルマヨガの一環でビーチクリーンを行いました。

今回のゴミは過去最高に多くてびっくり! 今回のゴミは過去最高に多くてびっくり!

受講生の皆さん、たくさんのゴミを拾っていただき、今回も本当にありがとうございました。

カルマヨガを通して、それぞれが何かを考えるきっかけになれるとうれしいです。

それから、こちらも毎回恒例のたき火瞑想✨

波音のBGM、山の方からは虫の音や鳥のさえずりや風の音が心地よく・・・。そんな自然がいっぱいの環境の中、たき火を見つめながらマントラを歌い、瞑想を深めていきます。

みんな、それぞれに気づきがあり、多幸感に包まれていました。

たき火瞑想たき火瞑想

最終日前日には、受講生のみんなにそれぞれが一言ずつ、その人のいいところを書くという儀式を行いました!

みんなからのメッセージは宝物ですねみんなからのメッセージは宝物ですね

自分のところに紙が戻ってきたときには、10日間、一緒に過ごした仲間からのうれしいメッセージがたくさん♡ それを見て泣いてしまう方もたくさんいます。

最終日を終えたら、またそれぞれがそれぞれの場所に帰って日常の生活を送ります。どんなときでも、この非日常の空間で10日間を一緒に過ごした仲間からのメッセージを見ると、きっと勇気がわいてくるはずです。

これからもこのご縁がずっと続きますようにこれからもこのご縁がずっと続きますように

終わりに

同じ期間、同じ講座を受講しても、置かれている環境やなりたい自分像によって、感じ方や10日間の取り組み方はまったく違ったものになります。

このレポートを読んでくださる誰かの参考になれると幸いです(^^)

ここで出会えた人たちは人生において、特別な人たちだと思います。これからもずっとこのご縁が続きますように✨

そして、皆さんのこれからのヨガライフがよりいっそう実り多きものになりますように。

落ち着いたら今度は、アイランド・アシュラムのあるあの場所で、総勢100名の卒業生たちと一緒にビーチパーティーをしたり、ヨガをしたり、海遊びをしたりして、思いっきり楽しみましょうね♪

またお会いできる日を楽しみにしています。


この記事の著者
佐藤 佳奈
佐藤 佳奈
アイランド・アシュラム 代表

ヨガ歴15年。2014年に沖縄に移住し、沖縄の美しい海でお客さまとヨガインストラクターをマッチングさせるサービス、沖縄ビーチヨガを設立。 予約人数は5年間で1万人を超える。沖縄ビーチヨガを運営する中で、集客やマーケティング、マネジメントを学び、多くのヨガインストラクターと関わる。 その経験を生かして、生徒が多いヨガインストラクターと生徒が少ないヨガインストラクターの違いを研究している。

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